豊頃の大津は十勝川の河口があり、そこでは厳冬ならではの光景が広がります。凍った十勝川の氷がいったん流氷として海に出て、その後シケなどで海岸に打ち上げられます。
昨日は氷点下18度。海水温の方が高いのでけあらしが出ていました。
海に出た氷たちは割れて砕けてぶつかりあって色々な形に変化していきます。小さなものはこぶしくらい。大きなものは1.5m四方のものもあります。
しばらく海岸線は氷で覆われます。低い気温で凍るので透明度が高いそうです。
日の出前の時間帯は薄い青に染まった氷たち。ボードウェア着用で行きましたが、かなりの寒さ。指がもげそう…。
日の出。それだけでも感動の時間。
そしてここからがこれらをジュエリーアイスと呼ぶようになったか納得の光景が広がります。少しづつ太陽に照らされて灯りだす氷のかけら
1つ1つ煌めきが増えていきます。
太陽のひかりの力強さを、めいっぱい受けた氷のかけらたち。海岸線が宝石箱のようになりました。ずっと見ていたい。…でも寒くてもう指先と頬の感覚がなくなっていました。時間帯によって違う姿が見られるジュエリーアイス。この冬にもう1度訪れたいです。
帰りに十勝川が見える場所へ出てみました。富良野では空知川が凍るなんて経験なかったので、「そんなに流氷ができるくらい凍ってるものなのかな?」と…。
しっかり凍っている十勝川河口付近。道内でも数か所河川が凍るようですが、こんなに凍っているのを目にしたのは15年住んでいて初めてです。まだまだ北海道、感動ポイントが沢山です。