二人、時々一人の旅のきろく

あの空の下に、思いをはせて

砂漠に広がる、奇岩ピナクルズへ

BBQを終えて、ナンバン国立公園の砂漠に広がるピナクルズへ向かいました。国立公園に入ると石でライン取られた道を走ります。

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行けども行けども奇岩が点在する光景が続きます。想像以上に広くてびっくり!

 

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我が家は夕焼けのピナクルズを見るツアーに参加したので、陽が沈む少し前に到着。日中は半袖でも大丈夫な気温でしたが、さすが砂漠ですね。夕方になるとダウンの重ね着でも寒いくらいでした。

 

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背丈よりも大きな岩も沢山あります。

 

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ここは映画「猿の惑星」のロケ地にもなったとか。ランセリン砂丘もそうでしたが、本当に違う惑星に来た気分になります。

ピナクルズはかつて海底だった場所。この岩は細かく砕かれた貝などが石灰岩層を作ってそれが長い長い年月をかけて風雨にさらされてできたもの。今も浸食が進んでいることもあって世界遺産に登録がされないそうです。

 

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残念ながら夕焼けは見れませんでしたが、ゆっくり青く広がる雲もとっても素敵でした。日中のツアーだとかなりの人出らしいです。

 

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こんな砂漠にも根付く植物。きっと踏まれることもあるのに逞しく育っていました。がんばれ!!

夕焼けツアーには天体観測も含まれていて、そちらも雲の隙間からジュピターを観察したりしましたが、南十字星と満天の星空には会うことができませんでした。残念だったけれど、きっとまたパースに来いってことだろうから、その時の楽しみにとっておきます。

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暗くなって帰り道、カンガルーの標識でミックが停まってくれました。野性のカンガルーが沢山いてしょっちゅう飛び出してくるそうです。他にもエミューハリネズミ、ワラビー、キツネ、ウサギが見られると教えてくれました。野性のハリネズミ、見てみたかったな!!

サービス精神に溢れるミックとゲビンはランセリンに戻って星空観察に再トライ!ピナクルズよりは雲が晴れていたので沢山の星が見れました。人工衛星が動いていくのがくっきり見えて感動!

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そしてミックがオーストラリアの野生動物に会わせてくれました。目が金色のトカゲ!!!めっちゃかわいいー!!!!!

その後もミックは「カンガルー!!!」っと叫びながらハイテンションでドライブ。その頃には前の座席の補助席に移っていたのでミックに話しかけようと思いながらも、ミックのオージーイングリッシュは本当に聞き取れなかったので諦めました。

夜の10時過ぎにホテルで降ろしてもらい、その時には「We had a good time!!」と伝えることができて良かった良かった。ツアーは日本語ガイドのものもあって、きっとそっちの方が色々ためになったかもしれません。けれど、思い切って英語漬けになる機会もそうそうないので「あー、世界って広い」って実感してきました。