二人、時々一人の旅のきろく

あの空の下に、思いをはせて

2022.9.29Mien Ruysの庭へ

秋の庭仕事にあくせくしているうちに、オランダ旅行から1か月が過ぎてしまいました。記憶があやふやになる中、それでも少しでも自分の記録として残しておこうと思います。

9月29日の朝はみんなで楽しく3泊過ごしたヴィラを離れることに。

オーナーさんと一緒に。これからも手入れを続け、より快適なヴィラにしていくつもりと話してくれました。「またおいでね!」と言ってくれたことが嬉しかったです。

後日談になりますが、1人1部屋を割り当ててもらったけれどシャワールームやトイレは共有だったので、3泊くらいでよかったね~という話になりました。みんな仲良くてもやっぱり仕事上の仲間ということもあり、完全プライベートな時間も必要でストレスにならないように旅のスケジュールを組むのが大事だなと思いました。

 

この日の行先はまずはAのミーン・ルイスの庭へ。

 

こちらも入り口はシンプル。

20世紀モダンガーデンの母と言われているミーン・ルイスさんが1927年から作り続けている庭です。彼女は1999年にお亡くなりになられていますが、後継の人材が今もなお新しい庭を作っていらっしゃいます。

 

ガーデンは小さな30のスタイルのガーデンに分かれています。もともとミーンさんの自邸で、ミーン・ルイス庭園財団として一般公開されています。

 

迫力のある宿根草のボーダー。北海道でもおなじみの植物も見られました。

ザ・ウッドは1987年の作品です。緑のサークルを樹木が囲んでいる場所で、陽が差し込む風景がとても美しい場所でした。

 

あちらこちらでルナリアの種がひらひらと風に揺れていました

 

トイレがキュート!

 

ミーンさんの庭でも色々な種類のグラスが用いられていて、秋の風景を作っていました。

 

現地コーディネーターのユヤマさんに撮ってもらいました。ユヤマさんはガーデンデザイナーの吉谷桂子先生のオランダツアーに同行されている経験をお持ちで、私たちのツアーでも色々とガイドをしてくださって勉強になりました。やっぱりガーデンのことを少しでも理解されている現地の方がいると心強いし、ガーデン以外の様々なオランダ情報を伺うことができるのはよりこのツアーに深みを持たせてくれた気がします。

 

今も自宅とかつての倉庫が残されていて、オランダ国王の紋章が飾られていました。

 

つづく。