二人、時々一人の旅のきろく

あの空の下に、思いをはせて

2023.1.18ぬかびらへ

1月の半ばに夫と上士幌町糠平湖へアイスバブルを見に行ってきました。ぬかびら温泉郷のひがし大雪自然館の駐車場にはお手洗いがあるのでそこですませて、あとは湖の状況をセンターの方が詳しく教えてくださいます。

立ち入り禁止の場所や、水位が下がっている湖からは時折「ドーン!!!」という自衛隊の演習みたいな音が聞こえてきたり、氷がぎしぎしなることなども教えてもらえます。

 

五の沢の道路わきに湖へ出る道があります。わかさぎ釣りの方もここから入るので、よほど雪がたくさん積もらない限りはしっかり踏み固めてあるのでスノーシューがなくても大丈夫でした。

 

5分ほど歩くと湖にでます。直前に雪が降ったので一面真っ白。アイスバブル、見られるかなぁ…。ちなみにセンターの方にどのあたりだとすぐ見られるといったことも教えてもらえました。

 

湖に入ってすぐのところに、すでにつるつるに磨かれてアイスバブルが見やすいようになっていました。ヒルズのとんぼ池でも見られるけれど、やっぱり規模が違ってすごい!ちなみにアイスバブルは湖の底から出るガスが氷に閉じ込められたものです。

 

糠平湖は水力発電ダム湖なので、この時期も1日10cmづつ水位が下がっています。そうすると湖底にある朽木などが出てきて、その上に氷が乗っかって「きのこ氷」が見られるようになります。

 

センターの方に「今年は御神渡りもでてますよ」と教えてもらったので、間近で見てきました。途中で氷がぎしぎしなるのでちょっぴり怖いです。

 

この辺りで足元の雪を払うとアイスバブルに遭遇できることも。必ずあるというわけでもないので、ちょっとした宝探しな気分でした。見つけた時は嬉しいものです。

 

遠くに目をやると、北海道遺産にもなっているタウシュベツが。水位がさがるこの時期に姿を現す幻の橋です。自然に朽ち果てており、この姿を見られるのもあと数年と言われているので見られてよかったです。

 

浅瀬ではびっしり霜のついた植物がとってもきれいでした。

思ったよりもすっきり晴れなかったですが、風もなくて快適な散策となりました。