二人、時々一人の旅のきろく

あの空の下に、思いをはせて

2022.11.22服部牧場へ

昨年12月に東京よみうりランドでお声をかけて連絡を取るようになり、そして今年の夏にこちらへ来てくれた関東のガーデナーさんたちに会いに行ってきました。どの方も憧れの庭を作ってらっしゃって、いつか絶対に行きたかったのです。

私の日程に合わせて色々アポやスケジュールを組んでくださったFさん、そして激務なのに時間を割いてくださったHさん。他にもたくさんの方にお会いできて実りある関東甲信のガーデン巡りとなりました。

まずは神奈川の服部牧場へ。

神奈川のちょっとはずれにある観光牧場の片隅にあるこちらの庭は、全国からたくさんの方が訪れます。オープンは6月くらいでちょっぴり遅めですが、そこからがロングラン!!11月の終わりはいろんな種類のアスターが咲き、そしてきらきらと風に揺れるグラスたちのグラデーションが素敵でした。この風景を見るのが夢でした。

 

ちょっと写真がアレですが…(笑)。ついたのがお昼過ぎだったので、FさんとHさんとで庭の片隅に腰掛けてランチタイム。Fさんから「オギノパンを買っていこう」って事前連絡があったので色々調べてみたら、相模原方面ではソウルフード的な老舗パン屋さん。揚げパンとか丹沢あんぱん、おやきなどが人気とのことで色々買いました。どれも美味しかったです~(^^)

植物の事になると話が止まらなくなるお二方との時間はとっても濃密。他にも私のオランダツアーの話も聞きたい!って言ってくれて、本当にいろんな話をしました。そうそう、神奈川で雪虫が飛んでいてびっくり!北海道だけかと思っていました。

 

気づいたらすっかり暗くなってました。けど、この後3人でさらに真っ暗になるまで庭にいて植物談義。牧場ガーデンはそんなに広くはありませんが、巡れば巡るほどいろんな植物が目に飛び込んできたり、暗闇の中にほわっと浮かび上がるススキの穂がとってもきれいだったりしてなかなか立ち去れず。

「18時半だし、そろそろ行こう」と真っ暗になった庭から、物価高のご時世で大根2本が100円で販売されているのが衝撃的だったハンバーグ屋さんへ。ここでも話はつきませんでしたが、それぞれ自宅やホテルまで時間もかかるので解散。初日からこの濃厚さで3日間持つのだろうかと心配になるほどでした。

 

帰りにHさんがアスターの苗を持たせてくれました。

花びらの先がストローみたいになってるオビトケ。小さめの花がとてもかわいい。他には清澄も頂いてきました。今は圃場にポットごと植えて越冬させて、来年春に庭に出す予定です。

 

黄色の花はコテンギク。ぱっと見、ピート氏の庭で見てきたオーキッド咲のダリアかと。細い花びらで優しい存在感がいいなと思いました。育ててみたいけれど、花を見る前に刈り取りになっちゃうかな?

 

つづく。