ピラフでランチ
先月の休みに夫と札内のピノキオクッチーナさんへランチに行ってきました。
美味しい洋食が食べられる人気のお店で、この日も店内はランチを楽しむ女性でいっぱい!
いつも我慢しちゃうのですが、久しぶりに大好きなピラフ。私は鮭のピラフで、スモークサーモンのサラダとポテト、クレームブリュレとスープがついてきます。女性が好むワンプレランチってご飯がちまっとしていることが多いと思うのですが、クッチーナさんのはもりっもり!
夫は合鴨のピラフ。サラダにも合鴨のお肉がたっぷり。
ご飯を食べても食べても減ってない?と思うほどのボリュームですが、美味しいので次々とスプーンが進みます。美味しかったなぁ…。2人とも夜も全然お腹が減らなかったです。
おいしいものめぐり
札幌では大通公園に面したホテルに1泊し、近くにあるパン屋を探していってきました。
昔からある街のパン屋さんで、カキザワベーカリーさん。お総菜系パンの種類が豊富で、ふあふあの食べやすいパンでした。しっかり濃いめの味付けなので、コーヒーにも負けなさそうです。
札幌から江別に移動し、
蔦屋書店へ。ここはどこの店舗に行ってもオッシャレーですよね。中央に本、向かって左は食、右は暮らしとなっています。
食のブースには札幌や近郊の人気店が集まっていて、フードコートになっているためそれぞれ好きなものをオーダーして自由に食べられるのが良かったです。
夫は他には目もくれずラーメン。札幌の175°DENO(なんて読むんだろう?と思って調べてみたら「175ドデノ」ってそのままでした(笑))が出店されていて、担々麺が人気だって言っているのに「醤油」を譲らない夫…。白湯スープがあっさりして、その分チャーシューは存在感たっぷりの味付け。味にメリハリがあってとても美味しかったです。
私はまずは増田おはぎさんのおはぎ!札幌よりも種類が少ないかも?と聞いていたけれど、10種類くらいあって、想定通り迷いました(笑)。左上からさ時計回りにさつまいも、枝豆、玄米、抹茶、ナッツ、あずき。さつまいもと枝豆は中のもち米が黒米でつぶつぶ食感がとってもいい!!どれもとってもとっても美味しかったです。また食べたいなぁ…。
江別さいもんさんのぎょうざが美味しそうだったので、たんぱく質はこちらで。焼き餃子も捨てがたかったのですが、羊の水餃子なるものにトライ。しっかり餡に味がついているのでさっぱりと羊用の七味で頂きました。少しクセがあるような??でもジューシーで美味しかったです。パクチーと一緒に食べるのがオススメ!!と言う私はパクチー嫌いですが、料理と合わせると案外「うま!」ってなります。
食後は書店で気になるものを見たり、暮らしのコーナーで雑誌を眺めたり。天井までディスプレイされた本はかっこいいけれど、つい「掃除が大変ね」という目で見てしまうのが生活感ってやつなんだろうなぁ~と思いながらオシャレ空間を満喫して十勝に戻ってきました。
帰国後、東京観光
パースを夜の10時頃に出て、成田へは朝の8時半に到着。ぐっすり寝ましたよ!!!というわけにはいきませんでしたが、気がついたら朝。
機内からの朝日。なんとなく機内がざわざわと動き出して、
朝ごはん。オーストラリアの美味しいヨーグルトを最後に食べられて幸せ!!!
帯広へは最終便で帰ることにしていたので、東京ではたっぷり時間がありました。天気が悪かったけれど、成田から東京駅へ出てまずはお昼ご飯。
KITTE丸の内に3月オープンしたラーメン激戦区・丸の内の中華そば福味さんへ。ラーメンはあまりランチに食べたくないなーという私でも、パースでサンドイッチばっかり食べていたので、東京の美味しいパン屋さんにはもったいないことに足が向かず…(笑)。福味さんのラーメンはあっさりとして最後までおいしく頂けました。
私は辛みそ。でも全然辛くなく、普通の味噌ラーメン。こってりとして見えますが、こちらもあっさり。
食後にコインロッカーを探すも全然空いてなくて、同じく彷徨う外国人観光客も多数見受けられました。テロや事件の危険性もあるからなのか、設置がものすごく少ないと思うのですがどうなんでしょう?なんとか丸の内の荷物預かり所で滑り込みセーフで預かってもらい、事なきを得ました。
そして、雨の中向かったのは…
東御苑で公開されていた大嘗宮。期間限定の公開がちょうど東京滞在に重なっていたこともあり、この先見られるかも分からないので行ってきました。セキュリティチェックを受ける時に持っていたペットボトルの検査で「この場で飲んでください」と言われたのが印象的でした。
皆さんやはり正面から見たいのでマナーを守る人やら守らない人やらぎゅうぎゅうと押し合いへし合いしていましたが、案外後ろから見るほうがすっきりとよく見えて一番良かったかも、という。
1度の儀のために建てるのは税金がどうとか色々意見もあるようですが、私は自分自身も歴史の1部になっている実感がわいてきて、感慨深いものがありました。それとこういう職人の仕事や技術を後世に引き継いでいくために、実践の場があるのは大切なことだと感じました。
もう少し東京駅周辺でのんびりしよう~と思っていたけれど、モノレールが故障して運休になっていて京急もけっこうな混雑っぷり。こういう時は無茶せず早め早めの行動をしよう、と少し早めに羽田に。そして帯広に着くと車の窓ガラスがばりばりに凍っているほどの寒さでした…。
いつも東京から帯広へ戻ると「暗い、暗いぞ。真っ暗だぞ!!!」と思うのですが、今回はパースもいい勝負なほど夜は暗かったのでさほど感じず。自宅へ戻ってからお土産を広げながら旅の余韻をかみしめつつ、翌日からは仕事だという現実に向き合って、怪我も事故もなくパースの旅は終了したのでありました。
名残惜しいけれど、帰国の途へ
キングス・パークは1日のんびりできるほど心地よい公園でしたが、夜の便で日本へ帰らないといけないのでお昼過ぎには再びキャットバスに乗ってシティへ戻ってきました。歩こうと思えば全然歩ける距離なのですが、安全であれば海外で交通機関にチャレンジするのも旅の楽しみの1つだなぁと思っています。
まずはセント・ジョージズ・テラスというオシャレなストリートへ。
モダンとレトロがバランスよく混在するパースの街。ここは観光客も多いのですが、ビジネスマンも多く感じました。
キキ・ケーという、スウェーデン出身のデザイナーがメルボルンで立ち上げたステーショナリーブランドのお店に立ち寄りました。日本からのお客さんもいて、みんな立ち寄るところは一緒なのね~と思いながら来年のカレンダーを2つ買いました。
パース通やANAのCAさんがオススメするハニーケーキへ。ここでもお店の中は日本人だらけ。マーガレットリバーのはちみつなどオーストラリア産の食材にこだわって着色料や保存料は一切入っていないこだわりのケーキ。けっこう甘いので冷やして食べたら美味しかったです。
St.George's Anglican Cathedralへ。こちらは夜になると外壁にクリスマスのプロジェクションマッピングが行われています。
パースの街は歩いて回れるちょうどよい広さなのがとってもいいですね!最後にアイスでも食べようとパース駅前のH&M(この建物も素敵でしょ!)の広場に戻ってきました。デザートやアイスが置いてあるカフェがあるのを前日にチェックしておいて良かったです。
夫はチョコナッツ、私はエスプレッソ。どちらもとっても美味しい!勝手に海外のアイスはやたら甘いと思っていたけれど、全然そんなことはなく。広場でアイスを食べながら、「帰りたくないねぇ…」とおしゃべり。シティでも芝生があれば人が転がり、ベンチというベンチにはコーヒーやドリンク片手に語り合うパースの人々。世界一住みやすい街と言われるのも本当に納得。
お尻に根っこが本当に生えたらいいのに、と思いながらホテルへ戻り、荷物を受け取って、バスでパース空港まで。バスのアナウンスがないので本当にこのバスはターミナル1で停まるのかと不安になりながらも、無事に到着。
パース空港は地方の国際空港なので迷うほど大きくなくてほっとします。こちらで便利なのは無料のシャワーがあること。成田着が翌日の朝なのでさっぱりした体で飛行機に乗れるのは嬉しかったです。夜ご飯を済ませたり、残りの12ドルを使うのに免税店であれこれショッピングとゆったり過ごし、夜の10時前にパースを旅立ちました。英語という高い高い壁にぶち当たりながらも、最後にホテルの人に「初めてオーストラリアに来て、パースはとってもきれいな街でした。とっても楽しい時間を過ごすことができました、ありがとう!!」と伝えることができたのがせめてもの救いだったかな。
パースから帰ってきて3週間になるけれど、未だパース熱冷めやらず。すぐにでもまた飛んでいきたい気持ちでいっぱいです。
オーストラリアの春を告げる花
パースで滞在中、街中のいたるところで見かけた紫色の花を咲かせた大きな木。
ジャカランダの木です。日本の桜のように、オーストラリアでは春を告げる花木だそうで、ボリュームたっぷりでとっても見応えがありました。オーストラリア国内でも咲く時期は東海岸とパースとではずれるようで、パースではちょうど見ごろの時期でした。全然知らなくて下調べもしていなかったけれど、とってもラッキー!!!
パースの青い空によく合います。葉はシダのような細い葉なので余計に花が目立つのかもしれませんね。日本だと熱海や宮崎で見られるそうです。
大きめの花。散ると一面紫のじゅうたんになるのも素敵(掃除が大変だけれど)。ジャカランダは世界3大花木の1つと言われていて、納得。本当にきれいだもの。
オージー風にのんびりと過ごしました
ボタニック・ガーデンから戻ると中央の公園に花時計がありました。
植物にネームプレートがついていて、学名だとラテン語なのでなんとなく「これはこの仲間だな」と分かるのですが、初めて見るばかりなので興味深いものが多かったです。
植物は違えど、植栽デザインは共通することも多く良い刺激を受けてきました。
こちらは総合案内所。ボタニカルアートが目を引きます。とっても素敵!!ちなみにこちらでキングス・パークとボタニック・ガーデンのマップをもらえます。「Where are you from?」とかわいいおじいちゃんが訊いてきます。
メインエリアにあるテラスカフェ「ボタニカル・カフェ」の花壇。この鮮やかな色に負けないTシャツを着た地元のおばあちゃんの団体がいらっしゃって、とってもキュートでした。
本当はここのカフェでランチをするつもりだったのにけっこうな混雑具合で、しかもオーダーするシステムもよく分からず…。混んでいる時に英語でもたもたしていると店員さんに嫌な顔されるかなぁ…と小心者の夫婦なもので、ここは断念。
その隣にあるフードカウンターで大きなサンドイッチとピザでランチ。ちょっと寂しいなぁ…(笑)。
でも、ここにいる意味は食ではなくてオージー風にのんびりくつろぐ!!!日本からピクニックシートを持参していたので、そちらを広げてぼはーっとしてきました。
周りを見渡す限りのんびりしている人ばっかりで、ここは私が十勝ヒルズで求めている理想の光景そのものでした。
ボタニック・ガーデンへ
キングス・パーク内には西オーストラリア固有の花など約3000種類の植物が見られるボタニック・ガーデンがあります。
広くてキレイなのに、無料という…。ここはぜひパースに行ったら訪れてほしいガーデンです。
入口のそばで大きなバオバブの木を見ることができました。木は数本あるのですが、中でもこの樹齢750年の大きなバオバブの木はガーデンのシンボルとして有名だそうです。
タワシのようなバンクシアもよく見かけました。バンクシアガーデンエリアもあるほど!
ガーデンの中にあるロッタリーウエスト・フェデレーション・ウォークウェイはガラス張りの遊歩道。最初、床もガラスなのかと思ってワクワクしていたらそうでもなかったという…(笑)。けれど景色はきれいだし、ユーカリの森に囲まれて森林浴気分もぞんぶんに味わえました。
ぐるり1周をして、再び入口に戻ってきました。鮮やかな色彩がパースの強い日差しに負けていないですね!戻ってきたころにちょうどお昼になったので、カフェでランチタイムの日記はまた明日。
オマケ。やっぱりどこに行っても目に入るのは同業であるガーデナーさん。せっせと花がら摘みをされていました。作業スタイルがかっこいい~~~。