二人、時々一人の旅のきろく

あの空の下に、思いをはせて

タイマーセット

朝4時20分。窓から見える町の様子はまだ夜で、灯りのついている家もなく静かな時が流れています。冷え込みも緩んでいる様子。

トイレへ行って手洗いを済ませて、いつものようにお弁当作りを始めようと炊飯ジャーの蓋を開けると、視界がいつものようにほかほかと湯気をたてて白くない。そこにあるのは、人肌に温まった釜のみ。

 

やっちまったー!!!!!

 

米をうるかしてそのまま、という事を過去数回やってしまったことがあったけれど、米をいれずに炊いてしまったのは初めてかもしれません。

夫が「空焚きは大丈夫?」と心配してくれましたが、釜は本当にいい塩梅でぬくぬく。熱くもなく、冷たくもなく。そんなものはないのだけれど、なんだか釜の底に「オバカサン」と書かれた小さなメモ用紙が見えたような気がした…。

幸いな事に昨晩作っておいた煮物と、いつものバナナヨーグルトで朝ごはん。こちらも幸いな事に「今日は中抜けできるからお弁当は後で取りにくるよ」と言ってくれたので、お弁当のおかずが無駄にならずセーフ。

こういった日常のごく当たり前になっている行動ほど失敗したり、不安になったりすることが増えてきている気がします。今夜は忘れないように気を付けます。

 

写真は全然日記と関係ないけれど、ある日の夕暮れ。日高山脈がきれいだったな。

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