二人、時々一人の旅のきろく

あの空の下に、思いをはせて

2022.9.26アムステルダムに到着

16時頃にアムステルダムに到着。予報とおりしとしとと雨がふる空模様でした。事前にFさんから入国に関しての書類等を準備した方がよいとのことでしたが、拍子抜けするほど普通に入国できました。

そして、今回の旅の安心なところはFさんがクラツーさんで色々と手配をしてくださっていたこと!お迎えのバスと現地コーディネーターさんがいて、何も心配することがありませんでした。

この日のドライバーさんは中東出身の方。オランダは移民が多い国だそうです。コーディネーターのユヤマさんはオランダ在住30年。英語はもちろんですが、オランダ語もペラペラでずいぶん助けて頂きました。

 

到着してすぐに庭めぐりスタート!!!まずは空港から車で約30分のところにある、ティセパークを目指します。

 

虹が出てきたよ!この日のオランダは雨が降ったりやんだりで虹もけっこう頻繁に出ていました。こちらでは高速が無料で、その脇には羊や牛が普通に放牧されています。見えないだけでフェンスとかあるんだろうけれど、日本ではなかなか見られない光景です。

そしてティセパークに到着。

オランダ西部のホーランド州にあるアムステルダムフェーンにある、自然の植物を活かした植栽になっています。公園の名前のティセは、牧師・野生生物学者・自然保護活動家のジャック.P.ティセからきています。

 

オランダは川が多い国で、いたるところに流れています。公園にも何本もの川が流れており、ようやく雨が少し晴れてリフレクションの美しい光景が見られました。

 

すぐ近くで木を伐採していたスタッフさんがいて、声をかけられました。「私たちは日本のガーデナーです」と伝えると、とっても嬉しそう!!

※追記

この方はWalterさんといって、とても優秀でガーデナーの中でも別格の存在だそうです。この公園管理も彼と彼のチームなくして存在しないとのこと。

 

彼が色々と公園の管理について教えてくれました。私たちが「うんうん、やっぱりそうだよね!」と相槌を打っていたのでとても嬉しかったようです。

 

ぐるーっと回って対岸まできて、気になっていたオレンジ色っぽい植物を近くまで見に行くことにしました。Narthesium ossifragumといって、西ヨーロッパ原産の沼地によっく見られる植物だそうです。オレンジのシードヘッドが美しいです。

 

大きなシダは日本でも見るけれど、こんなに葉が細く、茎が赤いのは初めてみました。なんだかシダまでスタイリッシュに見えてきます。

このティセパークは2011年に国定記念物になりました。

 

入り口の反対側まで公園を歩いてくると、学校や住宅街が出てきます。この辺りのお宅は道路側に家があり、そして庭、さらには川べりにマイボートを停泊させているおうちが多かったです。家から今日はボートの日~~なんて漕いで行けるのって素敵だな。

 

つづく。