二人、時々一人の旅のきろく

あの空の下に、思いをはせて

2022.9.27 FLORIADE2022へ 2

フロリアード日記の続き。1日でもすべてを見て回れないほどの広さなので、写真もけっこうな量になってます(笑)。

こちらはユートピアアイランドというエリアにあるガーデン。土づくりの過程や、インセクトホテルという昆虫や生き物たちが暮らせる庭になっています。

野菜と園芸の花が一緒に植えてあったりして、ポタジェをデザインするのにとても参考になった場所でした。

 

アーバンディストリクトエリアでとても気に入った植栽。ふあふあした草(グラス)はスティパといって十勝では越冬できないので育てたことがありませんが、憧れのグラスです。一年草扱いにしてどこまで存在感を出すことができるのか試してみるのもいいかもしれません。ブルーシルバーのようなちょっとメタリックな質感の植物はユーフォルビア。こちらも十勝では冬越するのが厳しい…。厳しいのばっかだなぁ。

 

十勝じゃ厳しいものシリーズになってしまいますが、こちらも憧れのパンパスグラス。オランダでは個人のお庭でもよく植えられていました。写真のパンパスグラスは草丈の低いコンパクトタイプ。

 

フランスのパビリオンの植栽もナチュラルで素敵でした。紫色の花はバジルで、こちらはフロリアードの中でよく見かけました。

こういった国際展示会はお国柄がとてもよく表れていて、中国のパビリオンは「ザ・中国」な色使いの植栽でした。日本も出展していて、外国人が思う「ザ・日本」色が強かったように思えました。

 

ユートピアアイランドあたりで再び雨脚が強くなってきたのと、ちょうどお昼だったのでランチタイム。ブッフェスタイルでサンドイッチやラップサンド、フルーツたっぷりのグラノーラなど日本人の感覚からしたら軽めなラインナップ。けれど、オランダ人(もしかしたらヨーロッパの人全体に言えるのかな?)はお昼はスープとパンだけといったシンプルなランチが多いそうです。

サンドイッチもベーグルサンドも気になったけれど、私はキャロットケーキ!!!あとは日本でいう「くず野菜」を使った野菜たっぷりのスープをいただきました。さっき食べたアップルパイが甘めだったのでこちらもちょっと不安ではあったのですが、さっぱりしていてとてもおいしい!

 

奥に見えるのはクロケットヒルズにいたハンガリー人もよく作ってました。日本だとクリームコロッケのような、ちょっとクリーミーなコロッケ。スパイシーでおいしかったです。いろいろなものをちまちま食べたかったので、みんなでシェアできてうれしかったな~。

 

スープにはパンがついてきました。みんなそれぞれサンドイッチも頼んだりしていたので、こちらのパンは「朝ごはんに食べよう」ってことでジップロックに入れてテイクアウトしました。

 

ホルトゥス地区には日本でもおなじみのPWの苗売り場があって、見たことないもの色々あって持って帰りたかったほど!!!しかもどれももりもりの苗で状態が良かったように思います。

 

温室もあり、こちらは切り花や観葉植物が色々展示されておりました。こちらも見ていて楽しかった~!他にもお土産ショップもあり、オランダならではの木靴のキーホルダーやフロリアード限定グッズなどが販売されていました。

 

事前情報で私たちの前に日本人ガーデナーさんがフロリアードを訪れており、「ここは必ず行ったほうがいいよ」などを予習していました。私たちは結局すべてを見て回ってきて、「ここは行かなくてもいいかな」と言われていたエリアが実は私たちにはドンピシャだったりして、やっぱり自分たちの目でちゃんと見てくることって大切だなと思いました。

 

帰りもUberのドライバーさんにキャンセルされてすったもんだあったけれど、無事に宿泊先へ。雨で冷えた体を足湯で温めて、この日もみんなで食事作り。

この次の日の夕飯は人気レストランを予約していたので、あるもので適当に作って~でしたが、なかなか豪華な夕飯でした。

つづく。