二人、時々一人の旅のきろく

あの空の下に、思いをはせて

2022.9.28DE KASへ

もっと庭を楽しみたかったけれど、オランダへ来て初めての外食ディナーも楽しみにしていました。

場所はDのアムステルダム市内にある、デカスというレストランです。オランダでも人気のレストランで、予約がこの日に奇跡的にとれたそうです。

 

かつて温室だったのを一部レストランに改装し、ここで採れた野菜を中心に素材の味を活かした料理を楽しめます。コースも4~6皿が用意されていて、4皿目を食べた時にお腹と相談して次のお皿か、最後のデザートへ~という流れを決められます。

 

私たちは早めに到着したのでディナーの時間まで野菜づくりのガーデンを見せてもらうことができました。

温室内では葉物野菜を中心に栽培されていました。日本の野菜がブームでわさび菜や水菜もありました。名前は「wasabina1」「mizuna」と日本語の呼び名です。

 

踏板がちゃんと用意されていて、靴に土がつかないのはもちろんですが、土を踏み固めてしまわないようにという思いもあるかと思います。私たちも除草や植栽の際には直接花壇に入ることはせず板を使っているので共感できます。

 

スプラウトは加温しています。やっぱりきちんとしたものを提供するにはここまでやったほうがいいんだなと思いました。

 

外に出ると果樹も沢山植わっています。こちらはいちぢくで、実が2~3cm程度で日本のものと比べるととても小さくてかわいらしいです。

 

ブロッコリーやケールなどもりもり育ってます。どれも虫食い1つなく、かといって農薬も散布しているわけではありません。写真だと分かりづらいのですが、金網ようなものでカバーされていて、みんなで「蝶々が入らないようにしてるんじゃない?」と話してました。

 

花壇では雑草扱いのカタバミ。オランダでも食べるんだー!!!と興奮しちゃいました。というのも、ヒルズでもハンガリー人シェフがいるときにはこのカタバミを料理の仕上げに使用していて、「抜いちゃダメ!むしろ育てて!」と言われてました。食べるとほんのり酸味があります。

 

ハーブも色々ありました。こうやって育てているのを見てるとどんなふうに料理として出てくるのかわくわく感が倍増しますね。

じっくり庭を見ていたら、ディナーの時間となりました。その日記はまた後日。

つづく。