色々名残惜しかったオランダでの庭巡りも、ハッセンホフナーサリーで終了。予定を組んでくださった先輩方のおかげで無駄なく、そしてどこも素晴らしい場所ばかりで、このプランを自分で実行しようとしてもそれはなかなか厳しいと思うほど。本当にこの仲間に加えてもらって幸せでした。
Bのハッセンホフからアムステルダム市内のホテルへ戻り、ずっとお世話になっていたドライバーさんともお別れ。そっとチップを握らせたFさんの所作がとても美しく、ここでも勉強になりました。
コーディネーターのユヤマさんの「アムステルダム市内は橋があちこちにあってそれを1本間違えるとすごく遠回りして歩く羽目になるので、ホテルから市内へはタクシーがおすすめです」とのアドバイスとおり、せっかくここまで順調に来た旅を台無しにしないでおこう!とみんなでタクシーで移動。
この旅で初めて都会に来た(笑)!街並みきれい~
花屋さんも充実。
オランダでは日本食ブームだと聞いていたけれど、ここまでとは。
オランダと言えばミッフィー。お店に行くも、ちょうどクローズとなり入店できず…。ぷらぷら街歩きをしているうちにディナーの予約時間になったのでお店へ。
帯広の針葉樹専門の大先輩が「オランダといえばムール貝でしょう」と教えてくれたお店は満席で予約がとれず。しかもこの時期はムール貝の時期ではなかった…。オランダってムール貝の漁獲量がヨーロッパでも随一だそうです。
すっかり口がムール貝になっていた私たち。ユヤマさんが「ここはアムスでも人気がありますよ」と教えてくれたVissandeschelde(なんて読むのかさっぱり分からない)という、シーフード料理店へ。
いかりマークをあしらったかわいい前菜プレート。
なんかのムースっぽい。もうすっかりなんだか忘れちゃった…。でも、美味しかったのは覚えてます。
ぷりぷりのエビが生で食べられました。甘くておいしかったです。そして面白いのがこの生のエビが乗っかってるのが「ライスクラッカーだ」とお店のお兄さんが説明してくれて、私たちが「これは…!!!亀田のソフトサラダだ!!」と大笑い。さくさく軽めな食感はまさにソフトサラダでした。
なめこと魚介を合わせたプレート。「ダシをこれからかけるよ」と教えてくれて、みんなで「ダシ!おお!」と喜んでいたら、お兄さんがとても得意げに「ダシを知っているのかい?」みたいな顔でセッティング。
出汁にしてはしょっぱくて、これは「めんつゆだよ!」ってここでも大笑いでした。
1つ1つのプレートがボリュームたっぷりで、このあたりで相当お腹がいっぱい。でもお魚だからか重たくならずにいただけます。どれもちょっと味が濃いめではありましたが、オランダの新鮮な魚介は日本人の口によく合います。
そして最後もボリュームたっぷりのスイーツ。濃厚で甘めなので、シャーベットだけでもいいくらい。ベリーのシャーベットの甘酸っぱさは日本ではないくらいにすっぱおいしい!
お腹が相当満たされて、お店の方もタクシーをちゃんと手配してくれて。デカスでもそうだったけれど、ここでも笑顔いっぱいの明るいスタッフさんがとても印象的でした。
いよいよこの次の日は帰国の日。つづく。